「リカバリ時の表示メッセージの管理」 は、どのような機能ですか?
複数企業の管理をしている際に、バックアップに含まれるユーザーID情報とリカバリ先に存在する
システムユーザーID情報が一致した場合に、意図せずリカバリしたデータ領域をユーザーIDが一致したことにより、データを参照できるようになってしまいます。
この様なケースを避ける場合には、「動作選択メッセージを表示する」を設定することにより、リカバリ時に重複ユーザーIDが登録されている場合にメッセージを表示して、重複ユーザーを「無効」としてリカバリすることができます。
【設定手順】
(1) システムツールの処理メニューから「リカバリ時の表示メッセージの管理」を選択します。
(2) メッセージの表示・非表示を「動作選択メッセージを表示しない」「動作選択メッセージを表示する」から選択します。
(3) 設定した内容を登録する場合は、[実行]ボタンをクリックします。

●「動作選択メッセージを表示する」を選択した場合のリカバリ時の動作
「動作選択メッセージを表示する」を選択した場合、バックアップデータに含まれるシステム
領域の識別値と現在のシステム領域の識別値が異なる場合に以下のようなメッセージが表示されます。

●「無効にしてリカバリ」を選択
リカバリ先のシステムユーザーのユーザーレベルによって、以下のように動作します。
1) リカバリ先のシステムユーザーが一般ユーザーの場合
→重複した領域ユーザーIDを無効としてリカバリを実行します。
2) リカバリ先システムユーザーがシステム管理者(連携ユーザーを含む)の場合
i. バックアップデータの領域ユーザーが領域責任者の場合
→特に制限なくリカバリを実行します。
ii. バックアップデータの領域ユーザーが領域責任者未満の場合
→リカバリエラーとし、リカバリを中断します。
●「有効にしてリカバリ」を選択
ユーザーIDが重複していても従来通りにリカバリを実行します。
■従来及び「有効にしてリカバリ」を選択した場合の動作例

【C法人データ領域】には、会計事務所のシステムユーザーと重複する領域ユーザーが登録されていないため、システム管理者の「sato」が領域ユーザーに登録され、バックアップデータに登録されている領域ユーザーの「nomura」は無効化されます。
【D法人データ領域】には、領域ユーザーの「suzuki」が、会計事務所のシステムユーザーと重複するため、システム管理者「sato」が領域ユーザー追加に加え、「suzuki」の領域ユーザー情報が有効化されたままとなり、結果意図せず会計事務所の「suzuki」が、【D法人データ領域】を参照することができてしまいます。
「動作選択メッセージを表示する」の設定をし、D法人データ領域バックアップデータをリカバリし「無効にしてリカバリ」を選択した場合は、「suzuki」は無効として扱い、【D法人データ領域】の領域ユーザーは「sato」のみとなります。