年次更新を行うことで翌年の領域が作成され、1月からのデータ入力が可能になります。
年次更新時に、翌年の支給日設定を行うこともできます。
ただし、給与支給日が祝日になった場合、および賞与支給日の場合は調整ができませんので年次更新後、修正が必要です。
以下の方法により、年次更新を実行することができます。
また、本処理を行う前にデータのバックアップをお取りください。
【手順】
①「ファイル」-「年次更新」を起動します。
② 更新元情報が[現在使用中のデータ]、更新先情報が[新規領域]になっていることを確認します。
③ 以下の項目を設定します。
[退職者]:次年度に更新する退職日を設定します。
退職日が設定した日付より前の退職者は次年度に更新されません。
退職日が未入力の退職者も次年度に更新する場合は、[退職日未入力の退職者を次年度に更新する]にチェックを付けます。
[個人番号]:更新元の年度で配偶者の個人番号が、必要だったか、不要だったかの最終状態を「マイナンバー管理ツール」に転送する場合は、[マイナンバー管理ツールに配偶者の個人番号(必要・不要)履歴を追加する]にチェックを付けます。
[支給日]:[翌年の支給日を設定する]にチェックマークを付けますと、年次更新時に支給日設定画面が表示され、支給日コードごとに給与支給日、休日、調整方法を設定できます。
④設定が終了したら、年次更新を実行します。
⑤[支給日]にチェックマークをつけたときは、翌年の支給日設定が表示されますので、確認・修正後、[設定]ボタンをクリックします。
⑥ 年次更新実行後は、自動で新たに作成された新年度に切り替わります。支給日の修正が必要な場合は引き続き、「前準備」-「支給日の登録」にて、新しい年の支給日の設定を行います。
【参考】
年次更新を行っても当年データはそのまま残ります。
[端数繰越金額]は、翌年1回目給与の[前調整残]に繰り越されます。
[有休残数]は、翌年の[前年繰越]に複写されます。
当年7月分以降の[住民税]は、翌年1~5回目に複写されます。
月額変更届の新等級の適用月が翌年になる場合、年次更新前に「月額変更新等級の転送」を行ってください。
転送時の新等級適用回数は、14~18回目(次年度1回目~次年度5回目)を指定します。
【年次更新手順動画】
詳細は下記の資料をご確認ください。表示されない場合は
こちら(PDF)をご確認ください。