• No : 2937
  • 公開日時 : 2022/08/04 17:40
  • 更新日時 : 2023/12/11 21:04
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PCAの会計ソフトでは、インボイス制度をどのように対応しますか。

回答

会計シリーズでインボイス制度の対応が必要なのは、消費税を納めている課税事業者(簡易課税事業者を除く)の方です。
 
課税事業者の方は、2023年10月1日以降免税事業者等から仕入をした際、消費税の税区分を             
仕入10%(Q5)や軽減8%(Q6)
仕入10%控80(QD)、仕入8%軽控80(QE)、仕入免税等(Q0)に設定する必要があります。
 
※仕訳を入力する際に、どの税区分を設定するかは税理士または会計士にご相談ください。
 
PCAでは、上記の税区分変更を[取引先の登録]を行うことで、自動で変更する機能や
[取引先の登録]画面で事業者番号を入力し、適格請求書発行事業者かどうか確認する機能を用意しました。
 
 
・適格請求書発行事業者であることの確認機能と税区分の自動変更
事業者登録番号を参照して、適格請求書発行事業者かどうか確認します。
詳しくはこちら(FAQ)をご確認ください。
 
[事業者区分]を登録後、例えば非適格に設定した取引先の仕訳を入力すると、自動的に経過措置の税区分に切り替わります。
詳しくはこちら(FAQ)をご確認ください。
 
・インボイス用の税区分を追加
免税事業者等(非適格請求書発行事業者)の経過措置を含めた税区分を追加します。
税区分の一覧につきましては下記のリンクよりご確認ください。
 
新税区分一覧表
PCA会計(DX/hyper)、PCA医療法人会計DXをご利用の方は こちら
PCA公益法人会計DX、PCA社会福祉法人会計DXをご利用の方はこちら
PCA建設業会計DX、PCA個別原価会計DXをご利用の方はこちら
 
※免税事業者の課税仕入経過措置50%控除分の税コードは未定(令和8年10月1日から施行)
 
・デジタルインボイスの受信
取引先から送られてきた国際規格(Peppol)の請求書や支払明細書をPCAの会計ソフト上で確認できます。またPCA上で確認した請求書や支払明細書の内容を仕訳転送が可能です。
※この機能をご利用いただくには、事前にデジタルインボイスの利用申請とPCAサポート&サービス(保守契約)へのご加入が必要となります。また、「PCAクラウド」「PCAクラウド on AWS」「PCAサブスク」をご契約中のお客様もご利用いただけます。
 
【インボイス対応内容】

追加された機能のまとめ
PCA会計(DX/hyper)、PCA医療法人会計DXをご利用の方は こちら
PCA公益法人会計DX、PCA社会福祉法人会計DXをご利用の方は こちら
PCA建設業会計DX、PCA個別原価会計DXをご利用の方は こちら



各製品のインボイス対応プログラムリリース予定日やインボイス対応リビジョンの一覧、アップデート方法などにつきましては、PCAソフトのインボイス制度対応についてでご確認いただけます。
 
【注意】
※消費税10%対応版をご利用中のお客様で、保守契約(PSS会員)にご加入頂いている方が対象となります。
なお、サポート終了している「PCA Xシリーズ」や、2023年11月30日にサポート終了する『PCA建設業会計V.7』は大変申し訳ございませんが、本制度には非対応となります。
また、消費税10%対応プログラムにされていない方は、別途消費税10%対応プログラムをご購入いただく必要があります。
 
【参考】
インボイス制度について特設サイトにてご紹介しております。
また、こちらからインボイス制度、デジタルインボイス PCA対応方針のホワイトペーパーをダウンロード可能です。