[社保調整]と[税調整]は、主に所得税や社会保険料を前月の給与等で間違えて徴収してしまった場合等に利用します。
≪社保調整≫
毎月の社会保険料の金額とは別に、社会保険料を還付、徴収したいときに入力します。
[健康保険][厚生年金]などの項目と同様に、社会保険の扱いとなる項目です。
[社保調整]に入力した金額は、[健康保険][厚生年金]などの項目と同様に[社保合計]の項目に集計されます。
[社保調整]に入力した金額は、源泉徴収簿の[社会保険料]に含まれます。
例:健康保険料を徴収しすぎてしまったため、社保調整に-1,000を入力した場合。
≪税調整≫
毎月の所得税の金額とは別に、所得税を還付、徴収したいときに入力します。
[所得税]の項目と同様に、所得税の扱いとなる項目です。
[税調整]に入力した金額は、源泉徴収簿の[算出税額]に含まれます。
例:所得税を徴収し忘れがあったため、税調整に100を入力した場合。
【年末調整時の注意点】
1月の給与で前年の年末調整の還付徴収金額を[税調整]に入力すると、当年の年末調整が正しく行えないため入力はせず、任意の控除項目(記号:CB~)に還付徴収用の項目を作成し入力してください。
【参考】
[社保調整]と[税調整]は9列明細書ではご利用いただけません。