条件により申請する経路を変更することはできますか。
経費申請の経路を変更することは可能です。
経費精算の経路は、申請者から承認者へ進み、承認後に経費が支払われる流れとなります。
下記のような事例を利用して申請する経路を設定いたします。
例:金額による承認経路の分岐
| 経費 | 承認条件 |
| 標準経路 | 1万円未満の経費は、課長が承認する |
| 条件付き経路 | 1万円以上10万円未満の経費は、課長→部長が承認する |
| 条件付き経路 | 10万円以上の経費は、課長→部長→経理が承認する |
① 「PCA Hub 経費精算」にアクセスします。
「各種設定」-「申請経路」にて、[+新規追加]をクリックします。

② 標準経路の決裁者を設定します。例では、申請者が所属している部門の[課長]を決裁者としています。
続けて、2つ目の経路を追加するため、[+条件付き経路を追加]をクリックします。

③ 金額欄に1万円を入力し、決裁種別は[回覧]、決裁者条件は[所属する組織に属する役職者]、決裁者の役職は[課長]とします。
次に、[+承認ステップを追加]をクリックします。

④ 決裁種別は[決裁]、決裁者条件は[所属する組織に属する役職者]、決裁者の役職は[部長]とします。
続けて、3つ目の経路を追加するため[+条件付き経路を追加]をクリックします。

⑤ 金額欄に10万円と入力し、決裁種別は[回覧]、決裁者条件は[所属する組織に属する役職者]、決裁者の役職は[課長]とします。
次に、[+承認ステップを追加]をクリックします。

⑥ 決裁種別は[回覧]、決裁者条件は[所属する組織に属する役職者]、決裁者の役職は[部長]とします。
次に、[+承認ステップを追加]をクリックします

⑦ 決裁種別は[決裁]、決裁者条件は[指定した部門に属するユーザー]、決裁者の部門は[経理部]とします。
最後に、[✓登録する]をクリックします。

⑧ 今回追加した申請経路を経費の種類に紐づけることもできます。
「各種設定」-「社員」にて、申請経路を割り当てる社員を選択します。
※紐づけが不要な場合は、「⑧」「⑨」の操作は行わず、「⑩」へお進みください。



⑨ 申請経路にある[経費精算]に、今回追加した申請経路を選択し、[✓編集する]をクリックします。

⑩ 該当社員が「PCA Hub 経費精算」にアクセスし、[精算申請]で[+新規申請]ボタンをクリックします。 申請種別を選択して、申請する金額により申請経路が変わることを確認してください。