『PCA Hub eDOC』からエクスポートしたファイルにプロパティを追記し、インポートすることで一括登録が可能です。
以下の作業例を参考に作業を進めてください。
【注意】
誤った設定で作業を行ってしまうと、大量のデータに誤ったプロパティが紐づけられたり、元々あった項目が削除されたりする可能性がありますので、最初はテストの意味合いで1件~数件のみでインポートを行い、正しく取込ができたのを確認のうえ、他のファイルについてもインポートを行うようにしてください。
【作業例】
あるフォルダに「請求書A社」「請求書B社」「請求書C社」のファイルがアップロードされているので、これらのファイルに一括で国税関係書類のプロパティ「取引日」「取引先」「取引金額」の登録を行いたい。現状ではこれらのプロパティはファイルに全く登録されていない
① 『PCA Hub eDOC』の画面上で、
こちらを参考に「請求書A社」のファイルに手動で国税関係書類のプロパティの登録を行います。
一件だけ手入力で登録するのは、エクスポートしたファイルを編集する際にどの列を編集すればよいのかを分かりやすくするためです。
② 3つのファイルを〇をクリックして選択し、「アクション」-[プロパティのエクスポート]をクリックします。
これにより、Windowsの「ダウンロード」フォルダに「プロパティリスト(日付と時刻)」というファイルが作成されます。
③ 作成されたファイルを「Microsoft Excel®」などで開き、不要な列を削除します。
必要なのは、「node_id」、「name」、「国税関係書類.」で始まる列になりますので、それ以外の列は削除してください(不要な列の削除は、編集をしやすくするために行います。判別のためなどに必要な項目があれば残しておいても構いません)。
④ 「請求書A社」の行の「国税関係書類.」で始まる列の内容を、すべて「請求書B社」「請求書C社」の行にコピーします。
⑤ 「請求書B社」「請求書C社」の行の「国税関係書類.取引先.value」「国税関係書類.取引日.value」「国税関係書類.取引金額.value」の列を、それぞれの内容に書き換えて、ファイルを保存します。
⑥ 『PCA Hub eDOC』の「アクション」-[プロパティのインポート]をクリックします。
インポートが完了すると、Windowsの「ダウンロード」フォルダに「プロパティインポート結果(日付と時刻)」というファイルが作成されますので、そちらを開き「成功」と記載されていることをご確認ください。
以上で処理は完了となりますので、各ファイルのプロパティが正しく登録されているかをご確認ください。