支払伝票を集約する際、プラス金額とマイナス金額を同時に選択することはできませんので、支払確定の前にプラス伝票とマイナス伝票を「相殺消込」から消し込んでおく必要があります。
手順は以下の通りです。
① 「債権・債務」ー「相殺消込」を開きます。
② 条件指示画面で[債権項目]を[マイナス債務伝票]または[マイナス支払予定]、[債務項目]を[債務伝票]または[支払予定]に設定し、それ以外の条件も指定して[画面出力]をクリックします。
※債務伝票と支払予定の違いは、債務伝票単位で消込を行うか、支払予定(精算締処理を行った場合に作成される、複数の支払伝票が合算されたもの)単位で消込を行うかの違いです。どちらを選択しても出てくる場合はどちらを選んでいても構いません。
③ 相殺したいマイナス伝票とプラス伝票にそれぞれチェックを付け、[実行]をクリックします。
画面例は、3,300円のマイナス債務と11,000円のプラス債務を相殺し、7,700円を債務として残すようにする設定です。
④ 相殺日と相殺額が表示されますので、間違いないことを確認して[実行]をクリックします。
以上で処理は終了となり、支払確定の画面には7,700円の債務が表示されるようになります。