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  • No : 6738
  • 公開日時 : 2024/01/18 18:45
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消込処理について

『債権債務管理オプション』における消込処理の意味や使い方を教えてください。
カテゴリー : 

回答

消込とは、回収予定(債権伝票の入力後に「請求締」処理を行うことで作成される、複数の債権伝票を月単位などでまとめたもの、または「都度請求」で入力した債権伝票)と回収伝票を紐付けして、取引の一連の流れを完了させる処理です。
これを行わないと、回収予定も回収伝票も入力されただけで宙に浮いた状態となりますので(回収予定は未回収、回収伝票は前受金や仮受金のような状態です)、必ず消込を行う必要があります。
 
なお、消込が必要なのは『債権オプション』だけで、『債務オプション』の支払予定と支払伝票は、「支払確定」処理の際に支払予定を指定して入力を行いますので、独立した消込処理はありません(支払確定の入力=消込となります)。
 
消込処理を行う方法はいくつかありますので、お客様の業務に最も適した方法で行ってください。
 
【回収伝票入力時に対象の回収予定を選択する方法】
回収伝票入力の際、請求先コードの入力後に表示される「回収予定選択」から紐付けの対象となる回収予定を選択する方法です。
金額が異なる場合でも紐付け可能で、残額は未消込分として残ります。
 
【回収伝票入力時に自動的に消込を行う方法(即時消込)】
こちらであれば、回収伝票入力時に最も適切と思われる回収予定と自動的に紐づけを行いますので、お客様側で別途消込処理を行う必要はありません。
設定は請求先ごとに行い、「前準備」ー「取引先」ー「請求先の登録」の[区分・与信]タブにある[即時消込]を[する]に設定しておきます。
なお、この場合も上述の「回収予定選択」の画面が表示されることがあり、その際に回収予定を選択するとその回収予定と紐付けされ、選択しない場合は自動判定された回収予定と紐付けされます。
表示不要な場合は、「回収伝票入力」のツールバー[設定]ー[回収予定選択画面を自動表示]のチェックを外してください。
 
回収予定と回収伝票の紐付けのルールは、「回収予定の回収予定日と回収伝票の伝票日付」「回収予定の回収予定種別と回収伝票の回収種別」「回収予定の回収予定金額と回収伝票の回収金額」を比較して、合致する項目が多いものから紐付けしていき、金額については不一致の場合も残った金額で再度紐付けを行っていきます。
3項目すべて不一致の場合は消込されませんので、別途後述の「債権手動消込」を行ってください。
消込の結果を確認する場合は、「債権管理」ー「回収」ー「債権消込状況確認表」をご覧ください。
 
【回収予定と回収伝票を後から紐付けて消込を行う方法】
未消込の回収予定と回収伝票を入力後に、「債権管理」ー「消込」の各メニューから消込を行う方法です。
「債権自動消込」は上記の消込ルールに従って対象の伝票に対しまとめて消込を行い、「債権手動消込」は未消込の回収予定と回収伝票を指定して個別に消込を行います。
普段は即時消込を行っているが、特殊なパターンでの消込が発生した場合(通常は翌月回収だが回収が遅れて3か月後の回収になり、回収方法も普段は手形だが今回は振込だった等)は「債権手動消込」を行ってください。
 
 
【参 考】
上記の消込以外に、「相殺消込」という消込方法があります。これは、債権と債務を相殺することで消込を行う機能で、回収予定と支払予定またはマイナスの回収予定を個別に指定することで紐付けし、相殺されたものとして消込を行います。

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