『債務管理オプション』では、リビジョン6.30以降でインボイス制度に対応した仕訳(非適格事業者との取引の仕訳)を作成することが可能になりますので、それ以前のリビジョンの場合はまずアップデートを行ってください。
その際、連動する『PCA会計hyper』についてもリビジョン6.10以降にアップデートする必要があります。
リビジョン6.30以降では、「債務伝票入力」の画面に[事業者区分]という項目が追加されており、こちらを[非適格]にすることで非適格事業者との取引を入力することが可能です。
なお、債務伝票の画面上での[税区分]には『PCA会計hyper』の非適格事業者用の税区分ではなく適格事業者の税区分が表示され、「仕訳データの作成」で転送を行う際に非適格事業者用の税区分に修正して転送されます。
[事業者区分]の項目は、あらかじめ「前準備」-「取引先」-「支払先の登録」の[基本]タブで設定しておくと、債務伝票作成時に初期値として表示されます。
また、[事業者区分][事業者登録番号]は「支払先の登録」-「適格請求書発行事業者情報の一括反映」を行うと、『PCA会計hyper』の「取引先の登録」で設定された情報に一括更新することが可能です。
そのため、設定を行う際には先に『PCA会計hyper』の「取引先の登録」で事業者区分や事業者登録番号の設定を行ってから、『債務オプション』に転送すると便利です。
『PCA会計hyper』側では、国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトを参照して情報の一括更新が可能ですので(詳細は
こちら)、取引先の事業者区分が変わるようなことも想定して定期的に一括更新を行い、その後「適格請求書発行事業者情報の一括反映」を行うような運用をお勧めいたします。