インボイス対応で仕訳データのレイアウトに変更はありません。
受け入れできる[税区分]にインボイス対応の[税区分](QD 仕入10%控除80% など)が追加されます。
(税区分の一覧については
こちらよりご確認ください)
作成される汎用データの中に[税区分]や[消費税額]が存在する場合、汎用データの[税区分][消費税額]をそのまま受け入れます。
汎用データに[税区分]や[消費税額]が存在しないため、受入時にソフト側で設定する場合は、以下の項目にチェックを付けます。
【注意】
消費税額等の端数処理は「一の適格請求書につき、税率毎に1回の端数処理(新消令70の10、インボイス通達3-12)」とされていますが、受け入れる仕訳からは「一の適格請求書単位」の区別ができないため、[内税額を自動計算する]を使用すると仕訳行ごとの消費税端数処理を行います。
受け入れる仕訳が「一の適格請求書単位、税率毎」でない場合は、[内税額を自動計算する]を使用せず、作成する汎用データに[消費税額]を入力した上で受入を行ってください。
[その他の設定]
[デフォルトの税区分を使用する]…[伝票日付]と[事業者区分]によって[税区分]を読み替えて受け入れます。
[内税額を自動計算する]…判定した[税区分]に従って[内税額]を計算します。
※内税額を自動計算するは、消費税計算モードが[内税自動計算]のときのみ適用されます。
なお、[事業者区分]は、「前準備」-「取引先の登録」または、「前準備」-「補助科目の登録」に追加されます。
※『PCA hyper 会計シリーズ』『PCA 建設業会計シリーズ』『PCA 個別原価会計シリーズ』は「取引先」、『PCA 会計シリーズ』『PCA 医療法人会計シリーズ』『PCA 公益法人会計シリーズ』『PCA 社会福祉法人会計シリーズ』は「補助科目」に追加されます。
※[事業者区分]の[その他]は、「補助科目」の場合のみ選択できます。「補助科目」を取引先以外(商品など)で使用しているときに選択します。
[事業者区分]の設定につきまして、詳細は
こちらをご確認ください。