『PCA hyper 会計シリーズ』では、「グループ企業管理」メニューがあります。
「グループ企業管理」は子会社を複数有する親会社向けの管理機能です。
複数の会社を1つ企業グループとして登録することや、子会社領域の作成、また親会社から子会社へ勘定科目等のマスターをコピーすることができます。
「企業グループの登録」
企業グループを作成し、所属する会社の選定や所属する会社の中から親会社の設定ができます。
「子会社領域の作成」
親会社の基本情報の一部と転送するマスターを指定して、子会社領域を新たに作成することができます。
「子会社へのマスター転送」
現在使用中の領域が所属している企業グループの子会社に、マスター(勘定科目、補助科目、取引先、部門、セグメント1~3)をコピーすることができます。
「合算領域の作成」「合算データの作成」「合算データの受入」
合算処理では複数の会社領域を合計した合計残高試算表や決算書等の帳票を出力することができます。
【操作例】:[A社]を基とし、[B社]を合計した残高を確認する場合
①[A社]で「合算領域の作成」に進み、合算用のデータ領域[*A社]を作成します。
②[B社]の領域にて「合算データの作成」から合算用の残高データを出力します。
③合算用のデータ領域[*A社]の領域にて「合算データの受入」で作成した残高データを受入します。
④[B社]を1部門として扱い、試算表や決算書にて[A社][B社]を合計した残高を確認できます。
※合算処理は連結決算に対応した機能ではなく、複数領域の残高を合計する機能です。
なお、『PCA 会計シリーズ』-「合算処理」と同じ機能になります。