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  • No : 2442
  • 公開日時 : 2022/06/27 10:30
  • 更新日時 : 2022/06/27 15:25
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『PCA建設業会計シリーズ』は工事進行基準に対応していますか?

PCA建設業会計シリーズ』は工事進行基準に対応していますか?
カテゴリー : 

回答

対応しています。

PCA建設業会計DXシリーズ】

 「工事進行基準」「工事完成基準」「原価回収基準」に対応しています。 

 「工事情報処理」-「工事の登録」で各工事の「収益認識基準」で選択します。

 

PCA建設業会計V7シリーズ】

      「工事情報処理」-「工事登録」の[詳細情報]タブの[収益認識基準]で

  [進行基準]または[完成基準]を選択することができます。

 

 

参考

[完成工事高の集計方法]

◆工事進行基準:

工事の進捗度を計算し、請負金額と完成工事高残高から、完成工事高の今回計上額を計算します。

・工事の進捗度

進捗度=発生原価÷総予算

・完成工事高の今回計上額

進捗度に応じた完成工事高=請負金額×進捗度

完成工事高の今回計上額=進捗度に応じた完成工事高-完成工事高残高

 

 ※総予算は「工事情報処理」―「実行予算書」(PCA建設業会計DXは「工事情報処

理」-「原価予算の登録」)で登録します。

 ※『PCA建設業会計DXシリーズ』で「会社基本情報の登録」の「工事進行基準の

課税売上」を「完成時に一括して計上」と設定している場合、完成工事高の

税区分に「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」を設定します。

   進捗度が100%で完成振替を行うと、税区分「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」

「ニ 完成時に[売上〇%]に振替」で登録された完成工事高の残高を、「B

税売上〇%」「C 課税売上返還〇%」に振り替えます。

 

◆工事完成基準:請負金額と完成工事高残高の差額を計上します。

 ・完成工事高=請負金額-完成工事高残高

 

◆原価回収基準(PCA建設業会計DXシリーズのみ対応)

伝票日付が工事の完成日より前の場合は、当期の工事原価と同額になるように計上します。

・完成工事高の今回計上額=当期の工事原価-当期に計上した完成工事高

※工事が未完成の時点では、消費税上の課税売上とならないため、完成工事高

 の税区分に「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」を設定します。

伝票日付が工事の完成日以降の場合は、請負金額と完成工事高の残高との差額

を計上します。

・完成工事高の今回計上額=請負金額-期首の完成工事高の残高-当期に計上し

た完成工事高

※完成工事高の残高に税区分「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」の残高がある場合には、「B 課税売上〇%」に振り替えます。

 

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