対応しています。
【PCA建設業会計DXシリーズ】
「工事進行基準」「工事完成基準」「原価回収基準」に対応しています。
「工事情報処理」-「工事の登録」で各工事の「収益認識基準」で選択します。
【PCA建設業会計V7シリーズ】
「工事情報処理」-「工事登録」の[詳細情報]タブの[収益認識基準]で
[進行基準]または[完成基準]を選択することができます。
【参考】
[完成工事高の集計方法]
◆工事進行基準:
工事の進捗度を計算し、請負金額と完成工事高残高から、完成工事高の今回計上額を計算します。
・工事の進捗度
進捗度=発生原価÷総予算
・完成工事高の今回計上額
進捗度に応じた完成工事高=請負金額×進捗度
完成工事高の今回計上額=進捗度に応じた完成工事高-完成工事高残高
※総予算は「工事情報処理」―「実行予算書」(PCA建設業会計DXは「工事情報処
理」-「原価予算の登録」)で登録します。
※『PCA建設業会計DXシリーズ』で「会社基本情報の登録」の「工事進行基準の
課税売上」を「完成時に一括して計上」と設定している場合、完成工事高の
税区分に「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」を設定します。
進捗度が100%で完成振替を行うと、税区分「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」
「ニ 完成時に[売上〇%]に振替」で登録された完成工事高の残高を、「B 課
税売上〇%」「C 課税売上返還〇%」に振り替えます。
◆工事完成基準:請負金額と完成工事高残高の差額を計上します。
・完成工事高=請負金額-完成工事高残高
◆原価回収基準(PCA建設業会計DXシリーズのみ対応)
伝票日付が工事の完成日より前の場合は、当期の工事原価と同額になるように計上します。
・完成工事高の今回計上額=当期の工事原価-当期に計上した完成工事高
※工事が未完成の時点では、消費税上の課税売上とならないため、完成工事高
の税区分に「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」を設定します。
伝票日付が工事の完成日以降の場合は、請負金額と完成工事高の残高との差額
を計上します。
・完成工事高の今回計上額=請負金額-期首の完成工事高の残高-当期に計上し
た完成工事高
※完成工事高の残高に税区分「ナ 完成時に[売上〇%]に振替」の残高がある場合には、「B 課税売上〇%」に振り替えます。