有休残数は自動計算項目のため、受け入れることができません。
勤怠ソフトで計算した有休残数を給与明細書に印字したい場合は、受入用の項目を新たに作成する必要があります。

【手順】
①「給与体系」－「支給控除項目の登録」を起動し、項目を作成したい給与体系を選択します。
②［勤怠］タブの任意の勤怠項目（AC001～AC010）、または［回数］タブの回数項目（RB001～RB030）に項目を作成します。
「PCA就業管理/クロノス勤怠データの受入」をご利用の場合は、任意の勤怠項目の受入はできませんので回数項目に作成してください。
③「給与体系」－「明細書レイアウトの登録」を起動し、手順②で作成した項目を任意の場所に配置します。
初期で作成されている有休残数（AA010）が必要ない場合、有休残数（AA010）の位置に配置してください。
④「随時」－「汎用データの受入」を起動し、手順②で作成した項目を［受入パターン］の［設定］から追加して登録します。

【参考】
上記の手順②で回数項目（RB001～RB030）に項目を作成した場合、該当の回数項目を使用した計算式を登録する必要があります。
計算式を登録せずに回数項目に値を受け入れることはできませんので、以下の方法でダミーの計算式を作成してください。
①「給与体系」－「計算式の登録」を起動し、給与体系を選択します。
②［代入先］にて［部分］をクリックし、使用していない部分計算式を選択します。
③［項目のジャンル］－［月次データの回数］をクリックし、［選択項目］－［回数項目（RB001～RB030）］を選択後、［登録］ボタンをクリックします。

【注意】
・9列明細書をご使用の場合は、任意の勤怠項目（AC001～AC010）、回数項目（RB001～RB030）を印刷（表示）できません。10列明細書または15行明細書をご使用ください。
・任意で作成した項目は、初期値の有休残数（AA010）とは別の項目として処理されます。『PCA給与』では有給休暇として管理することができませんのでご注意ください。